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デクスター・ゴードン [音楽]

今日は雨水,寒気は緩みそうな気配ですが,まだ雪は降り続いています。

昨夜,BSで映画「ラウンド・ミドナイト」が放映されました。
この映画,かつて仙台の劇場で観ましたが,出演者が凄い。
主演がデクスター・ゴードン,音楽とピアノ,ハービーハンコック,ほかにボビー・ハッチャーソン,ビリー・ヒギンズ,ウェイン・ショーター,ロン・カーター,トニー・ウィリアムズ,フレディ・ハバード等,ジャズファンには飛び切りの顔ぶれです。

ピアニスト,バド・パウエルをモデルに,テナーサックス奏者デクスター・ゴードンに置き換えたものです。

酒と薬に溺れたジャズメンをフランス人イラストレーターが手助けする話ですが,劇中モダンジャズの名曲がたくさん出てきます。
もちろん映画の題名となっているセロニアスモンクの「ラウンド・ミドナイト」も演奏されます。
この映画には,マーチン・スコセッシも役者として出演しています。デクスター・ゴードンはアカデミー主演男優賞にノミネートされました。


30年位前,旧青森市民会館にビル・エヴァンストリオが来たことがありました。
ビル・エヴァンス晩年,「ポートレイト・イン・ジャズ」の面影はなく,学者のような風貌でした。
その時にデクスター・ゴードンもステージに現れたのです。
酔っぱらっているようで,足はもつれ,テナーサックスもどこで終わるか分からないほど冗長なものでした。
映画のなかでも,デクスターの歩みはスローで,どこかステージを思い出させるものでした。
名演技だと言われましたが,実は地でいっただけだという評価もあるようです。

アルコール中毒は終生治らなかったのでしょう。バド・パウエルもそうだったのですから。

映画は,「バド・パウエルとレスター・ヤングに捧げる」で終わります。

ラウンドミドナイト1.jpg



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浜松交響楽団 [音楽]

突然のことで恐縮ですが,今日は,最近youtubeで体験した感動を報告します。
昨年3月21日に行われた,静岡県浜松市の浜松交響楽団(アマチュアオーケストラ)第70回定期演奏会の動画です。

3月11日の東日本大震災直後の演奏会でした。
当日は,震災被災者救援募金も行われたようですが,アンコールで,ヴェルディのオペラ「ナブッコ」の合唱曲「行けわが思いよ金色の翼に乗って」が演奏されました。
この曲は,ヘブライ人の望郷の思いを歌った合唱曲ですが,イタリアの第二の国歌とも言われている曲です。
トリノオリンピックの閉会式でも歌われました。

司会の女性のナレーションに続く演奏は,感動的です。

5分間時間のある方は,是非下のyoutubeを再生していただきたいと思います。
アマチュアならでの感動があります。↓



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タラス・ブーリバ [音楽]


青空がたまに見えていますが寒い日曜日です。

今夜のN響アワーは,ヤナーチェクのシンフォニエッタですが,小生はこの曲が大好きです。
高校生の頃手に入れたジョージ・セル指揮のレコードで初めて聞きました。
金管のシャワーのようなファンファーレにしびれました。私には草原に響き渡るブラスに聞こえました。

後に,ラファエル・クーベリック指揮のCDを購入しましたが,こちらも素晴らしい。
2,3年前にブームになった村上春樹の「1Q84」では,ジョージ・セル指揮のこの曲が登場します。
そして,この曲が現世と別の世との境界を暗示しているのです。

ところで,クーベリックのCDもそうですが,多くは同じヤナーチェクの「タラス・ブーリバ」とカップリングされています。
私には,ゴーゴリ作のタラス・ブーリバの舞台(ウクライナ)の草原とシンフォニエッタの響きが妙に融合するのです。

「隊長ブーリバ」として映画化されましたが,コサックの隊長ブーリバにユル・ブリンナー,その息子にトニー・カーチスでした。
高校生の頃の映画ですが,映画の題名も役者の名も,昔のことはなぜか鮮明に覚えています。
年とった証拠です。今朝何を食べたかなどは忘れているのに。


シンフォニエッタも良い曲ですが,タラス・ブーリバもなかなかの曲です。

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ピエール・フルニエ バッハ/無伴奏チェロ組曲 [音楽]

冬型の気圧配置が強まり,北陸・新潟で大雪が続いていますが,青森も3日連続真冬日,雪も降り続いています。
津軽地方の自治体は,除雪費用の増大で悲鳴を上げています。

そんな中,昨日は仕事の谷間,たっぷりCDを聞く時間がとれました。

「クラシックCDの名盤」でも,この曲の,宇野,中野両先生の絶対的ご推薦は,カザルスかフルニエに尽きるようです。
宇野先生は,素朴で情熱のカザルス,中野先生は,フルニエの高貴・気品を取り上げていますが,両先生ともカザルス,フルニエ甲乙つけ難しのようです。音の良さはフルニエです。録音時期によりいかんともしがたいですね。

私は,カザルスのSP盤からの復刻CDを聞いて衝撃を受けました。バッハの魂が乗り移った演奏に聞こえたからです。
この演奏は「オーパス蔵」盤として音質の改善など,手が加えられてCDが出ていますが,音質の面で聞きやすくなったとは言え,SP復刻CDの方を好みます。荒々しさにカザルスの気迫を感ずるのです。

ところで,今回,世評もカザルスに劣らないフルニエのCDを聞きました。
第1曲を聞いたとたん,宇野,中野両先生の言う気品とはこういうものだと全身で受け止めました。
第1曲から第6曲まで気品に溢れています。そして,この曲がもつ精神性を余すところなく表現しているのです。
第6組曲の最後,サラバンド,ガボット,ジーグは優しさに満ちています。
一挙にCD2枚を通して聞きました。

有名な「コルトー(P),ティボー(Vn),カザルス(Ce)トリオ」から,カザルスの後を継いだのが,フルニエだったようです。
フルニエの弟子には,日本では,藤原真理がいますが,彼女は,毎年,バッハの無伴奏を演奏しています。

フルニエは,演奏のみならず,お顔に気品がにじみ出ています。

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ピエールフルニエ胸像.jpg



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グスタフ・マーラー [音楽]

昨日は大寒,一年で一番寒い時期と言われていますが,青森はここ4日ほで寒さは一休みです。
雪も降らず,先日星座のことを書いたように,珍しく冬の夜に星を見ることができました。
今日は曇っていますが,+3度の予報です。

昨年はマーラー没後100年ということもあり,国内の音楽界もマーラーの演奏会が目白押しのようでした。
マーラー.jpg

思い起こすとマーラーやブルックナーの肖像は,中学校の音楽室にもありませんでした。
しかし,今や両者とも,コンサートプログラムにはしょっちゅう登場します。
私がマーラーを初めて聞いたのは,ブルーノ・ワルター指揮の第1番「巨人」と「大地の歌」です。19か20歳の頃でした。

その後,レナード・バーンスタインの指揮で第2番「復活」でした。

バーンスタインは,当時,そんなにマーラーの人気が高くなかった時代に全曲録音するなど,現在のマーラーブームの原動力になりました。
指揮者の小澤征爾さんでさえ,桐朋学園で斎藤先生はマーラーを「ぜんぜんやらなかったね」と言っており(小澤征爾と、音楽について話をする:村上春樹),ニューヨーク・フィルでバーンスタインの副指揮者をするようになって,初めてマーラーを聞くようになったというようなことを語っています。

私は,ワルターの巨人,大地の歌によってマーラーの魅力に触れ,そして,バーンスタインがマーラーに熱心に取り組んだレコードによってマーラーの全貌に触れることができるようになったのですが,その後,ヴィスコンティの映画「ヴェニスに死す」にマーラーの5番第4楽章アダージェットが使われ,ポピュラーになりました。

今日思い出したようにマーラーのことを書いたのは,今朝,NHKBS-3「特選オーケストラライヴ」準・メルクルの指揮,ソプラノ:ダニエル・ハルプバクスでマーラーの第4番を見たからでした。
ソプラノ,N響の演奏共見事でした(11月26日定期演奏会)。そういえばマーラーの交響曲はソプラノ独唱がよく使われます。

FM放送で,ブルックナーの8番を聞きながらこの記事を書いていますが,二人に共通するのは,曲が長いのと大編成オーケストラが使われるということでしょう。


マーラーやブルックナーを聞くようになって,学校で聞いた作曲家の音楽以外の近現代曲を聞くことに違和感がなくなったようなような気がします。

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サン・サーンス/ピアノ協奏曲第4番 [音楽]

今日は,早い時間に法務局弘前支局と代官町のM銀行弘前営業部に出かけ,昼前に事務所に帰りました。
浪岡以南は吹雪も止み穏やかでした。しかし,帰りは浪岡を過ぎるとまた吹雪,雪はまだまだです。

2,3日前FM放送で聞いたサン・サーンスのピアノ協奏曲第4番が耳から離れませんでした。
激しいピアノとオーケストラの奏でるこの曲は,5曲のピアノ協奏曲の中でもピカ1でしょう。
サン・サーンス.jpg

私にはどこか,ロシアあるいは北欧に通ずるように聞こえます。
2楽章の中でテーマが繰り返し演奏され,胸を衝くコーダに至るのです。

急いでアマゾンに発注したCDが午後届いたので早速聞きました。期待にたがわず感動的な演奏でした。

ジャン・フィリイップ・コラール(ピアノ),アンドレ・プレヴィン(指揮)ロイヤル・フィルハーモニック
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明日東京に出かけるので,今日は,2つの記事を書きました。この曲を繰り返し聞きながら。


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真珠採り [音楽]

雪の青森,まだ続いています。寒波も明日からは緩むようですが,市内は雪の山です。
本年の仕事も今日と明日の2日です。昨日は眼が回るほど市内を走り回り,4時ころまでに4件のオンライン申請,今日も2件のオンライン申請予定,東京・目黒出張所の成果品のお届けがあります。
年内は無理かと思っていた事案が終了しました。よしよし!
本年最後の28日も仕事がありそうです。

最近は,オペラも聞くようになりました。
それも男性のアリアです。パヴァロッティやドミンゴ,美声ですね。
小生にとってこの一曲と言われれば,ビゼーの「真珠採り」です。ビゼーと言えば「カルメン」ですが,「真珠採り」
の中の「耳に残るは君の歌声」は,男声アリアのナンバーワンだと思っています。

この曲は,中学生の頃,コンチネンタルタンゴ「真珠採りのタンゴ」として馴染んでいた曲の原曲です。
ドラマ「相棒」シーズン6,第3話「蟷螂たちの幸福」にも使われていて,テノールの哀愁のある名唱が流れました。
誰かなと調べてみたら,ニコライ・ゲッダだと記憶していましたが,YouTubeで聞くことができます。
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年末の休みは,仕事の整理をしながらCDを聞き,合間に本を読み,DVDを見る。贅沢な時間が待っています。
あっという間にすぎそうです。


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ルプー,ペライア [音楽]

6時頃から新雪が降り出し,降り続いています。
明日の仕事の準備のため,外には出ず,朝から大きな仕事に取りかかっています。
年も押し迫っているので,早めに片づけなければいけません。

以前,midoriさんから,シューベルトの至福の連弾曲のことをお聞きしましたが,聞くことができました。
仕事をしながら,ラドー・ルプーとマレイ・ペライアのピアノでモーツァルトとシューベルトを聞きました。

シューベルト「4手のための幻想曲ヘ短調D940」は,1828年に亡くなったシューベルト最晩年の曲です。
憂いを帯びながら,しかも,幻想的。仕事をしながらでは不釣り合いな気がします。
夜,ワインを飲みながらでは,涙が出るかもしれません。

ルプー,ペライア.jpg


シューベルトのピアノ曲,ラフマニノフのピアノ曲,ラヴェルのピアノコンチェルトが,しょっちゅう頭に
浮かんでいます。

交通事故に気をつけねば!



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ラヴェル/ピアノ協奏曲ト長調,左手のためのピアノ協奏曲 [音楽]

どんより曇っており,気温は+4度。冬型は緩んだようです。

市内を走り回り,依頼された成果品をお届けする合間に,聞きたいと思っていたラヴェルのピアノ
協奏曲ト長調,左手のための協奏曲をツィマーマン(P)とブーレーズ指揮で聞きました。

先日ト長調については,ガーシュインの協奏曲との比較を書きましたが,左手も素晴らしい。
ト長調は,数ある古今のピアノ協奏曲の中でも屈指のものではないかと思うようになりました。
特にこのブーレーズとの共演が素晴らしく,ト長調は,やたらにジャズらしくなく,第2楽章のゆっくりと,
サティを連想させるメロディを,ピアノは一音一音をやわらかなタッチで明瞭に聞かせてくれます。

2曲目は「高雅で感傷的なワルツ」,ラヴェルの音楽はブーレーズならではです。
展覧会の絵のオーケストラ版を書いているラヴェルですから当たり前ですが,ラヴェルの管弦楽曲は
他の追随を許しません。「ラ・ヴァルス」とは違った味わいのワルツです。

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CDを2回聞いたところで,再度お得意先に出かけるとしましょう。


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クラシックとジャズ [音楽]

日が落ちるのは早く,夕方5時にはとっぷりと暮れています。

明日は朝イチで上京するので,今日2つ目の記事を書きました。
2日ほど前に聞いたラヴェルとガーシュインのピアノ協奏曲にいたく感激したからです。
来週には持ち越したくない気持ちからで,ご容赦願います。

そもそもガーシュインは,シンフォニックジャズからクラシックの世界に踏み込んだ人ですが,
ラヴェルは,フランス音楽そのものです。

ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調は彼の晩年の曲ですが,「のだめ」でも演奏された曲です。
曲の冒頭,ビシッという鞭の音から始まり,全体を通じて,アメリカの匂いが感じられます。
ジャズに影響を受けたというか,ある種の洒落か?という気がします。初演はピアノがマルグリット・
ロン,指揮はラヴェル,多くの会場で拍手が鳴りやまなかったとか。名曲です。
Maurice_Ravel.jpg


ガーシュインのピアノ協奏曲へ調は,ジャズかクラシックか,批評家の間では意見が分かれたようです。
ラヴェルはジャズの精神をを取り入れた本格的ピアノ協奏曲であり,ガーシュインは,ジャズにクラシックの
手法を取り入れたピアノ協奏曲というべきでしょう。アメリカ音楽そのものです。
ガーシュイン.jpg


あくまでも,小生の好みと偏見によるものです。
写真で見る限り,この二人,なかなかの男前ですね。
作った曲も素晴らしい!



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