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東京日記2019.6.28 [東京日記]

ひと月前に上京しましたが,また東京にでかけました。
今回の目的は,上野・国立西洋美術館で開催されている,「松方コレクション展」でした。
東京の美術館はいつ行っても混雑しているというのが私のイメージです。
それでは,平日に出かけようと,平日仕事を一日休んでのことでした(しかし,抱えている仕事をそのままにしたわけではありません)。

世界遺産「国立西洋美術館」の収蔵美術品の母体となったのが松方幸次郎のコレクションということは世に知られたことですし,国立西洋美術館開設60周年事業として松方コレクション展の開催については,NHK・BSでも放送されました。

入り口に立つコレクション展看板 看板の右奥に見えているのが,ロダンの「地獄の門」
松方コレクション展.JPG

前庭の彫刻群
カレーの市民(ロダン)
カレーの市民.JPG

弓を引くヘラクレス(ブールデル)
弓を引くヘラクレス.JPG

考える人(ロダン)
考える人.JPG


数えきれないほど国立西洋美術館には足を運んでいますが,訪れるたび,松方幸次郎の西洋美術の収集と,第二次大戦後,戦勝国フランスと敗戦国日本との海外資産である美術品の返還交渉や,フランスが日本に課した返還の条件に思いを馳せるのです。
フランスは,返還する美術品を収蔵する施設建設を条件とし,日本はル・コルビジエ設計による「国立西洋美術館」を建設したのでした。

松方が購入した絵画の中でも,フランスから返還されなかったものが数点あります。
その一つ,ゴッホの「アルルの寝室」(オルセー美術館)
アルルの寝室・ゴッホ.jpg
おそらく,フランスの宝として,日本に渡したくなかったのでしょう。この絵も今回の展覧会に出展されています。

松方は,モネとも親交を結び,「睡蓮」も西洋美術館で見ることができます。
睡蓮・モネ.jpg

ここの美術館は,入館料がとてもお安い。常設展は,大人の入場料500円,65歳以上は無料です。
また学生は,ほとんど無料です。
上野の公園口を出てすぐですから,少し時間があれば,休憩がてら利用できます。


◎番外編
竹葉亭の鰻
いつも浅草泊まりで,夜は寄席というのが私の行動パターンですが,食は,お腹と舌のおもむくまま出かけます。
久しぶりに鰻にしました。東銀座「竹葉亭本店」,老舗の鰻屋さんです。

シモツケ.JPG鰻.JPG

そっと置いてある花瓶にシモツケと笹,竹葉亭に因んで笹ということか。
そして鰻,こちらでは,鰻重はなく鰻丼のAとB,リーズナブルなお値段です。
美味しい!これまで食べた鰻で最上位ではないか?ふわっとした鰻に上品なタレ。地元「小川原湖」産の天然鰻の白焼きと甲乙つけがたしというところか。


歳をとっても食い意地が減退することはなく,気ままな旅も尽きることはありません。


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東京日記②2019.5.26 [東京日記]

今回の旅行の目的は「東寺展」でした。上野の東京国立博物館でたっぷり空海の世界に浸りました。
お昼過ぎには一旦浅草のホテルに引き返して休憩することにしました。あついので,都内を歩いていると熱中症になりかねません。

◎落語を聞く
ホテル近くの「浅草演芸ホール」の出演者を見ると,昼席のトリが三遊亭圓丈,夜席の中入り最後に柳家小満ん,いずれも人気の噺家です。休憩のあと,演芸ホールに出かけました。

おりしも米国大統領お出での日,出演者はトランプから話が始まり,そして,手品もトランプなんて?寄席の話題は,雨が降れば雨にまつわる話題,暑ければ気候や健康の話題,寄席はそのようなものです。

午後4時ころ,昼席の最後,三遊亭圓丈の登場です。話は「タイタニック」,シネマ落語です。袖のない羽織の圓丈の独壇場です。映画「タイタニック」を身振り手振りを交えそして話芸の始まりです。
三遊亭円丈.jpg

この人は,名人と言われた「三遊亭圓生」の弟子で,圓生は古典落語の大家でしたが,圓丈は主として新作落語の人です。そのほとんどが自作で,芸風は,いわば捨て身の芸とでも言えるものです。

大いに満足した後,夜席ですが,浅草演芸ホールは昼,夜の入れ替えがありません。
目当ての小満んの出番まで2時間以上ありますが,落語や漫談,マジックを聞きながら,いよいよ小満んの出番です。
柳家小満ん.jpg

圓丈とは異なり,小満んは古典落語王道の人。
古典落語を演ずる噺家でも,私の最も好きな噺家です。
最初は,大名人桂文楽の弟子になり,文楽亡き後,柳家小さんの弟子になったようです。
この人の話を最初に聞いたのが,ここ演芸ホールで,確か「紺屋高尾」ではなかったかと思います。知識のかたまりのような人です。静かにじっくり聞きたい噺家です。

今回の東京の旅,東寺の世界は十分堪能しましたが,予想外の収穫は,圓丈と小満んの落語でした。
仕事を1日休んで好きなことに浸った旅,幸せでした。

◎追記「食について」
東京に出てくると,一度は目玉になる食事をするのですが,今回は,特記するようなものはありませんでした。ホテル近くで食べた昼食も,夕食の寿司も満足のできるものではありませんでした。
強いてあげれば,ホテルの朝食が一番かな。鯛の手毬寿司に揚げたての天ぷら,ほかにご飯はいりません。2日とも朝食はこれにしました。
そして,帰りの日の昼食は,東京駅大丸「つばめグリル」のハンバーグ,いつもと同じ味,トマト丸ごとのサラダもいただきました。変わらぬ味,期待を裏切らない味がベストです。

この土,日は山を歩くことをしませんでしたが,それ以上に,コンクリートの上を何倍も歩いたでしょう。山を歩いても足腰に負担はありませんが,コンクリート・トレッキングはかなりの負担があります。都会の人は鍛えられているのでしょうね。


今日で5月は終わりです。暑くて湿気の多い季節が到来します。
そして,私にとって本格的に山の花を追う日々が待っています。

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東京日記①2019.5.25,26 [東京日記]

丁度,暑さ真っただ中の東京,この日を予定していたので観念して青森を発ちました。
電車を降りてすぐ,汗が噴き出ました。
今回の上京の目的は,「国宝東寺-空海と仏像曼荼羅」を見ることと,我が家の大本山「増上寺」にお参りすることでした。年齢も年齢だけにお寺に近くなったと言われれば否定のしようもありません。

25日(土)のお昼前に東京駅に着き,芝「増上寺」に行くことにしました。
東京は,トランプ対応がかなりのものでした。東京駅は,コインロッカー閉鎖にごみ入れは使用禁止など,旅行者にとって不便この上ない状況でした。

JRと都営地下鉄を使い「大門」までやってきました。そこから歩いて7,8分で増上寺。観光客で混雑しており,お寺の静寂なイメージはどこにもありません。
お寺の背後に東京タワー,コンクリート製の巨大な本堂です。一応,ご朱印をもらいましたが,京都の総本山「知恩院」とは全く趣が違います。

増上寺.JPG

もとより信仰心などない私ですが,なぜ,お寺や仏像などを見に出かけたのかと言いますと,かれこれ25年くらい前に,幼稚園児の息子を連れ,四国と京都を旅行したことがあり,東寺を訪ねたことがはじまりです。
ご覧になった方はご存じのことですが,空海の道場として天皇から賜った「東寺」に真言密教の教えを体現した,仏像による立体曼荼羅を造ったのでした。
東寺の講堂に大きな仏像を据えたものですが,仏像が配置された講堂は薄暗く,この中に大きな仏像が配置された様は,少し気味が悪かったような気がしました。

その時,ゆっくり見ることのできなかった仏像立体曼荼羅が東京国立博物館にやってくるというので出かけた次第です。

東寺・空海と仏教曼荼羅.JPG


空海は我が国三筆と言われるくらいの人ですから,空海の書に触れることが一番の喜びです。
多数出展されていますが,「風信帳(空海筆,国宝)」など間近に見ることができました。
天皇や上皇の書も展示されていますが,立派な文字でした。

仏像
展示はほとんど撮影不可でしたが,一つだけ,「帝釈天騎象像」だけは撮影ができましたので,ご覧ください。
帝釈天が象に騎乗したもので,象に腰掛け,左側に脚を投げ出しています。
顔は柔和で気品があります。左右の写真です。

帝釈天騎象像Ⅰ.JPG帝釈天騎象像Ⅱ.JPG

たくさんの仏像が展示されていましたが,帝釈天の顔に平安が見えたような気になりました。

展示をみたあと,いつもどおり,常設展の一部,今回も日本刀を見ました。
「きちがいに刃物」と言われますが,刀剣は美しい。
昨今,刀剣女子という言葉があるようですが,若い女性が多く見入っていました。
多数の中から,美しいと思った日本刀三振。

日本刀1.JPG
日本刀2.JPG

日本刀3.JPG


今回は,寺院つながりで「増上寺」と「東寺」,次回は道楽(遊びかな?)にします。


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東京日記②…2019.3.18 [東京日記]

今回の上京の主目的は,ブルックナー8番をエリアフ・インバルの指揮で聞くというものでした。
このような曲をライヴで聞くと,コーダの構造からして,間違いなく熱狂することになります。
演奏の余韻が頭に残る中,東京2日目は,息子夫婦との会食です。
会食と言っても,息子夫婦にご馳走になりました。

メインの昼食を考え,朝食はご飯ではなく,パン主体のビュッフェにしました。
ホテル40階の眺めは抜群,眼下には,赤坂迎賓館,赤坂御用地の森,そして富士の遠望。
富士遠望.JPG迎賓館.JPG

モーニング・シャンパンもあるそうです。そのような身分でもありません。
モーニング・シャンパン.JPG
珍しいものがたくさんあるので,取り過ぎに注意です。

ホテルと新橋で買い物をし,息子夫婦と待ち合わせた時間に銀座金春通の「久兵衛」に。
久兵衛.JPG

息子が大学に入学して以来,年1,2回は来ていました。
宮城県登米市の友人五竜さんがこちらで寿司の修行をしたという縁で,来たのでした。
久兵衛でいただく寿司は,「活き」と「粋」を味わうものだと実感します。高くはありません。
「活き」と「粋」を味わいながらのたっぷり1時間を楽しむことができます。

息子と私は,突き出しの塩辛とビール,カミさんとお嫁さんは茶わん蒸し,握りの前も楽しめます。

10貫以上の握りですが,いつものとおり撮り忘れてつい口に入ってしまったものもありますが,次のとおりです。

最初は,メジ鮪(成魚になる前の本鮪)
メジ.JPG
中トロのようです。

カンパチ 身がまだ固く,軽い歯ごたえが感じられます。
カンパチ.JPG

スミイカ このイカは歯切れが身上です。美味しい。
スミイカ.JPG

車海老 生か蒸しかを選択しますが,お嫁さんは蒸し,ほかの3人は生,生は次の楽しみがあります。
車海老.JPG
生の海老の頭が焼いて供されます。香ばしくて美味しい。
車海老頭.JPG
下に映っている白い半月は大根の薄切でシソ,梅を挟んだお口直しです。

本鮪大トロ 今頃の季節は,南の方で捕れたものだそうです。 とろけます。
本鮪大トロ.JPG

穴子 久兵衛の穴子は大振りです。二つに切り,半分に塩,残る半分はタレです。塩がことのほか美味しい。
穴子.JPG

海苔巻き お新香,カッパ(細切りの胡瓜),干瓢,ネギトロ 職人さんの技が生きています。
海苔巻き.JPG

玉子 4人ともシャリをつけずに玉子だけ。プリンのような玉子焼きです。以前,久兵衛は玉子もウリの一つと聞いたことがあります。玉子にべったら漬けが添えられています。こちらでべったら漬を食べて以来,東京に来たらべったら漬けをお土産にすることにしています。
玉子.JPG

デザート  息子と私は桜餅,女性陣はあまおう(苺)にしました。
和食料理人の作る和菓子は,季節に合ったものが出てきます。街の和菓子屋さんではお目にかかれません。
桜餅.JPGあまおう.JPG

満腹になりました。

ウニ,煮蛤を撮り忘れました。
初めてこの店に来たのが,息子の大学入学祝,ウニは若者の元気のためにといつも息子に食べさせていました。これからは私がいただこう。

夕食用に,「穴子の棒寿司」をお土産にしました。おすすめです。


いい音楽を聞き,息子夫婦に美味しいものをいただき,幸福の二日間でした。



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東京日記①2019.3.17…ブルックナー交響曲8番 [東京日記]

年度末のあわただしい中,仕事に無頓着な老人は,遊びと食を求め東京に出かけました。

遊び(道楽)
昨年10月から,チケットの手配を裁判所での仕事仲間だったTさんにお願いし,待ちに待った「都響スペシャル」と銘打った「ブルックナー第8番」の演奏会です。

音楽は,麻薬か宗教のようなもので,とりわけ私にとって,ブルックナーは教祖のような存在です。
ヴァント,カラヤン,マタチッチなど老巨匠のCDを時間のあるごとに聞いています。
いずれも80歳をとうに過ぎての録音で,老境に入ってからのエネルギーは凄まじいものがあります。
ブルックナーと言えば80分を超える長大な曲がほとんどですが,老巨匠たちのエネルギーに満ちた指揮ぶりの源は何なのでしょう。私が傾倒するのは,ブルックナーの曲の持つエネルギーなのかもしれません。

今回の演奏会の指揮は,老匠エリアフ・インバル,彼もまた80歳を超えた,特にマーラーの指揮で数々の賞を受けている闘将とも言えるイスラエル出身の名指揮者です。

午後2時開演のサントリー・ホール
サントリーホール.jpg

半年待ったブルックナーの第8をエリアフ・インバルの指揮で聞きます。
ブルックナーの交響曲は,何度も改訂が行われていますが,当日は1890年ノヴァク:第2稿・1890年版ということでした。
私の持っているヴァント,カラヤンのCDは,1890年ハース版第2稿です。ヴァントは2枚組で89分,カラヤンが85分,今回の演奏は80分でした。
休憩なしのオーケストラ,指揮者渾身の80分でした。
エリアフ・インバル2.pngエリアフ・インバル1.jpg

寄せては返す大海のようなとは,私がブルックナーの交響曲を表現する,毎回同じ言い方ですが,4番(ロマンティック),7番,8番,いずれも私の経典のようなものです。
老巨匠の指揮は軽快に感じられました。
汗を拭きながら指揮するマタチッチの姿が焼き付いていますが,インバルの指揮ぶりは対照的でした。
8番のライヴは,この曲のフィナーレの構成から,盛り上がること必然です。この日ももちろん聴衆の熱狂状態がありました。これがCDで聞くことの違いですね。

いつまでも続く拍手の嵐に楽員が去っても,老巨匠は,一人でステージに呼び戻されました。
半年待ったブルックナーの8番でした。





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東京・山梨2018.12.2③ [東京日記]

旅行3日目,今日は午前中,上野の東京国立博物館で「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展を見るほか予定はないので,朝はゆっくり途中で朝食ということにしました。

アンデルセンのハムとマリボーのサンド
浅草を出て上野駅「アンデルセン」で朝食をとることにしました。
薄く切ったパンを軽く焼き,ハムとマリボーチーズをサンドしたものとカフェラテを食す。
美味です。昨夜はボリュームのある食事だったので,朝はこれで良し。
ホテルのバイキングよりは健康的,以後,これでいきましょう。

上野では,フェルメール,ルーベンス,ムンクなどの特別展示が行われていますが,混雑を避けて東京国立博物館の「大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」を見ることにしました。
BS放送でも紹介されたので,ご覧になった方も多いと思います。

「大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」
前回は国立博物館で,「仁和寺」展を見て,空海の文字に感銘を受けましたが,今回は少し規模が小さいものの,展示のほとんどは重要文化財に指定されているものばかりです。


唯一撮影が許可されている「定慶作 聖観音菩薩立像」
聖観音2.JPG聖観音1.JPG

「定慶作 准胝観音菩薩立像」(ネットから)
大報恩寺展1.jpg


今回の展示で最も感銘を受けたのは,快慶作「十大弟子立像」10体です。
釈迦の十大弟子が,非常にリアルに,迫力ある表情が迫ってきます。

棟方志功に,「釈迦十大弟子と二菩薩」という代表作がありますが,志功の作品は,ある種デフォルメされ,それでいてその表情が見るものに迫ってきます。
志功もこの10体の像を見たのかもしれません。

日頃信仰心などない私ですが,仏像や寺社を見る機会があるのは,年齢を重ね,あちらに近くなったからでしょうか。

失敗
お昼ごろ博物館を出て,上野駅に向かったところで乗車券を確認したところ,大人の休日クラブ乗車券が見当たりません。駅前で探しても見つからず,とりあえず東京駅に出ようと思い,東京駅大丸で買い物をした後,再度探したところ,ありました。
普段入れないポケットに入れたのを,すっかり失念していたのです。
必ず,乗車券など,同じところに入れよう。深く反省。

乗車券が出てきたところで,安心して昼食にしました。
東京に来たら一食は「つばめグリル」の「つばめ風ハンブルグステーキ」,いつものとおり,ご飯,パンなしを頼み,安心したところでチリのスパークリングワインを飲みました。
少し甘みのある「モンテス」,なかなかいけるスパークです。

最後の最後にトラブルがあり,その後無事解決で,ひとりスパークリングで3日間の旅を終えました。







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東京・山梨②2018.12.1 [東京日記]

今年も最後の12月,この1年もあっという間に過ぎました。
3日間の山梨,東京の旅,2日目は東京です。

仕事
この日は,11時に吉祥寺でお客さんと待ち合わせ,相続登記の書類に押印と印鑑証明書受領,建物売買登記書類に押印していただくことにしていました。
待ち合わせ場所は,吉祥寺駅北口の「象の花子像」前広場
象の花子.JPG

ひっきりなしに子供連れの方が花子の前で写真を撮っています。
ほどなくお客さんが近寄ってきて自己紹介,田舎の年寄はすぐにわかったでしょう。
近くの喫茶店で,持参した書類にハンコを貰い,印鑑証明書を受領しました。これで仕事は終了。

蕎麦
午後2時過ぎ,浅草で遅い昼食をとることに。
今頃の時期は,なんといっても「並木の藪」の鴨南蛮です。
10月末,神田の藪で鴨南蛮を食べましたが,スタイリッシュでよそゆきのような鴨南蛮でした。
私の好みは,「並木の藪」の鴨南蛮。
分厚く柔らかい鴨肉,たたきのつくねが入り,くたっと煮た太い葱が美味しい。
寒い時期,東京に来たら,この鴨南蛮が一番です。(写真は何度もupしたので,今回は省略)

寄席
浅草寺裏のホテルで少し休憩し,近くの「浅草演芸ホール」に。
昼席の終わり少し前に入りましたが,満員で,若い女性の姿が目につきました。
落語では,「古今亭寿輔」の「代書屋」がブラックジョーク満載で良かったかな。
しかし,なんといっても「檜山うめ吉」の俗曲が素晴らしかったです。
美人で,三味線が上手,声が良く,舞もあでやか,当夜はうめ吉を聞いたので満足でした。
舞を踊るときは,舞台の奥で,三味線を弾き,太鼓を叩いているわけですが,これも舞台芸術かなと感心しきりでした。

広島風お好み焼き「梵」
寄席を出て,ホテル隣のビルで広島風お好み焼きを食べることにしました。
浅草のホテルの隣にあるのは知っていましたが,今回,思い切って入りました。
広島風初体験でした。
大きな鉄板で次から次へと焼いていくのは頑固そうな親父さん。
私は,豚バラ,玉子,ネギに餅を頼みました。それとビール小。

親父さんの所作はどこか様式化されたような頑固さ。
初めての広島風,結構でした。
次は,カミさんを連れて来たい。







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山梨・東京2018.11.30① [東京日記]

JR東日本の「大人の休日クラブ」を利用し,山梨と東京3日間の旅に行ってきました。
4日間,JR東日本の新幹線でも特急列車でも乗り放題で15,000円,年金生活者には優しい企画です。

今回の旅行は,①オーディオ,②大法恩寺展,③落語,を楽しむのが目的でした。それと,少しばかり仕事をするというものでした。

青森市から山梨県笛吹市「石和温泉」まで片道およそ900~1000km,せいぜい東京・八王子までは出かけたことがありましたが,その先は未踏の地,周りの景色がまるで別世界のようでした。
中央本線の周りは,山また山,真っ平で生活している小生にとって未体験ゾーンへの突入でした。
目にする地名も,「大菩薩峠」「川中島」等々,まさに甲斐の国,武田信玄の時代を思わせる土地に来たなと実感しました。

オーディオ
今回の旅行の目的の一つです。
今年,愛用の管球プリアンプの雑音(通称「ガリ」)修理のスペアとして,山梨・石和温泉で「サウンドライフハーモニー」を経営する岩崎さん製作の管球プリを購入したのが縁で,自慢のゴトウユニット・オールホーン4チャンネルシステムを見て聞くことになりました。

サウンドライフハーモニー1.JPGサウンドライフハーモニー2.JPG

「サウンドライフハーモニー」については,「ステレオ」誌10月号と11月号で紹介されています。
駆動するアンプは岩崎さん自作の管球(300Bパワー,管球プリ,イコライザー,チャンネル・ディバイダーなどすべて自作)システム,それにゴトウ・ユニットのホーン。ウーファーは,アルテックの38㎝×2(片チャンネル)。
出てくる音は,まったくノイズがなく,ストレスのない低音から高音までストレートに伸びるものでした。ウーファーのエンクロージャーも自作したそうで,610Aもウーファーも裏板は解放だそうです。
目の前のウロコが落ちる体験でした。

音楽談義をし,古いLPやCDの音に時間が過ぎていきました。
岩崎さんの淹れる自慢のコーヒーも別格です。

もう一つ,ダイヤトーンの16㎝シングルコーンスピーカー610Aをお客さん製作の管球アンプ(2A3使用)で鳴らしており(朝顔型ホーンの横),驚愕の音でした。このスピーカーは,私が中学生のころから活躍していたものでしたが,16㎝がこんなに良い音で鳴ることに驚きました。

マスターが淹れるコーヒーをいただき,2A3アンプを製作した方の農園で収穫した柿と葡萄ジャムのおみやげまでいただきました。

夜は,温泉につかりました。温泉につかりながら和室に泊まる,近頃こんな旅行はありませんでした。お世話になりました。



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東京日記2018.10.19 [東京日記]

記事が前後しましたが,先週19日金曜に仕事を休んで東京に出かけました。
仕事半分,遊び半分の小生のことなれば,いつもこのような調子です。

お昼に東京駅に着き,かみさんの注文のものを求めて,新橋,京橋,日本橋そして神田と地下鉄を乗り継ぎ(思えば銀座線一本でした。),最後の神田が私個人の予定の場所でした。

道楽の内,オーディオのために神田淡路町の「アムトランス」が今回の目的第1でした。
そのアムトランスが,著名な神田藪のすぐ隣にあるというので,昼食は,「神田藪そば」の鴨南蛮にしました。鴨南蛮といえば,浅草・並木の藪で何度となくいただいていますが,今回は,せっかく神田に来たのでこちらで。午後2時を過ぎていました。

神田藪.JPG

鴨南蛮1.JPG蕎麦湯.JPG

並木・藪は太めの葱をくたっとなるまで煮て,分厚い鴨肉と蕎麦を,鴨のだしが効いたたっぷりの汁で汗をかきながらいただく。
神田・藪は,洗練されたそばつゆで熱いそばをいただくのですが,葱は細切り,スマートで蕎麦の量は少なめ,若い人はこれでは足りず,モリの一枚でも追加するのではないでしょうか。美味しいが少し物足りないが感想です。

さて,今回の目的のオーディオです。
「アムトランス」,こちらは,コンデンサーや抵抗器を製造販売し,そのほか,真空管の販売,真空管アンプを製造・販売している,マニアには名の通った会社です。
私も,今年,6L6GCのシングルアンプを購入し,同社からKT88を購入して差し替えて使用しています。真空管アンプを常用しており,半導体アンプに興味がなくなりました。

アムトランス1.JPGアムトランス2.JPGアムトランス3.JPG

ずらりと並んだ真空管をみて,どこかホッとしました。
真空管は消耗品なので,この店だと電話一本で対応してくれるし,修理も対応してくれるようで安心です。
若いころは,秋葉原の電気街に足を運ぶのが楽しみでしたが,今はたまの東京でこうして眺めるのが安らぎになっています。

今夜の宿は,地下鉄千代田線「赤坂」駅近くのホテル。
今回の目的の第2は,サントリーホールでの東京都交響楽団の定期演奏会です。
サントリーホール.jpg

都響定期.pdf都響定期.pdf

大野和士指揮,ビオラ:タベア・ツィンマーマン,アントワン・タメスティ,オルガン:室住素子,東京都交響楽団

プログラム 1 マントヴァーニ/二つのビオラと管弦楽のための協奏曲
      2 サンサーンス/交響曲第3番「オルガンつき」

サントリーホールのオルガンを聞きたかったので,今回のコンサートに足を運んだのですが,1曲目の「二つのビオラと管弦楽のための協奏曲」に度肝を抜かしました。
日本初演というこの曲,第一楽章の二人の長いカデンツァから始まり,聞いたことのない衝撃に襲われ,最後まで気をそらすことのできない時間が過ぎました。後半,力演のため,ツィンマーマンの弦が切れるトラブルがありましたが,聴衆は帰ってくるのをじっと待っていました。


2曲目,サンサーンスの3番は,非常にポピュラーな曲ですが,オルガンの協奏曲のような曲で,田舎では聞くことができません。
この曲は,オーケストラの中にピアノがいて,第二楽章が始まると一人のピアニストが加わり,いつの間にか連弾になっています。
作曲の大名人サンサーンスの曲だけに,ピアノが加わると曲が華やかになり,「動物の謝肉祭」を思わせます。
パイプオルガンの音で体が震えます。サントリーホールのパイプオルガン初体験となりました。

以前,NHKホールでもこの曲を聞きましたが,オルガンのおとの響きが違います。
おそらく,ホールの形状の違いでしょう。
NHKホールでは,ホールが共振しているように感じました。
おそらく,ホーンスピーカーのような音響効果があるのかなと思いました。
サントリーホールは音がまろやかです。

コンサートホールの入り口で,息子と待ち合わせていたので,息子と穴子のてんぷらで遅い夕食でした。
息子の元気な姿を見て安心しました。




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軽井沢・東京…2018.6.23~25 [東京日記]

23日(土)から25日(月)まで,軽井沢・東京と小旅行をしました。
暖かい青森を出て,東北新幹線,北陸新幹線を利用し軽井沢に着くと,長野県の玄関口は,小雨が降り肌寒い,旅の初日でした。

リゾート地軽井沢は初めてでしたが,数か月前までは,長野県のどのあたりなのかも知らなかったのですが,息子が結婚式を挙げるというので,その前に見ておこうと出かけたわけです。
さすが,元祖リゾート地はたくさんの観光客で混雑しておりました。

挙式の教会と披露宴会場を下見,ジューン・ブライド,何組ものカップルが誕生していました。
森の教会,ホテル
森の教会.JPGブレストンコート.JPG
教会の前では,かつて,ここで挙式したというお二人がお嬢さんを連れて来ていました。
そのあと,遅い昼食は蕎麦にしました。長野といえば蕎麦,どこに行っても蕎麦はおいしい。
蕎麦.JPG

そして,観光はなし,東京へ
東京も雨が降っており,すっかり濡れて浅草のホテルに急ぎました。
ホテルで買い込んだコシヒカリのおにぎり,徳島のじゃこ天,そしてビールと秋田の純米酒のワンカップ,ずいぶん酔いました。感慨に浸りました。


二日目,道楽の府中競馬場へ。阪神競馬場の春の納めの「宝塚記念」の日です。
狙いを定めていた香港馬が2着に入ったのですが,1着を外したので残念。
競馬は,いつも,反省と教訓があります。これはと目をつけたらそれを重点にです。

夜は,東京では一食は「つばめグリル」でいただいています。
いつものホイルに包んだハンバーグではなく,店おすすめの熊本の肉を使用したセットとビールにしました。オーソドックスが良かったかな。少し物足りない。
つばめグリル1.JPG
つばめグリル2.JPG

3日目,お昼に息子とお嫁さんとの昼食です。
暑い,33度です。急に真夏の暑さになりました。

12時半に待ち合わせて,銀座のお寿司屋さんに。
息子の大学入学祝で訪れてから数度来ています。
息子もお嫁さんと一緒にきたようです。

息子と私はビール,お嫁さんはお茶。いつもなら持参のデジタルカメラにしていたのですが,今回はスマホにしました。スマホを使い切れていない私です。残念ながら撮ったはずのデータが一部ありません。情けなくも,せっかくのお寿司は抜粋です。

寿司1.JPG

大トロ大トロ.JPG
巻物(ネギトロ,カッパ,かんぴょう)いつものことですが,ついネギトロをいただきました。
巻物.JPG
煮蛤煮ハマグリ.JPG
焼きアナゴ(半分タレ,半分塩),塩で食べるアナゴは絶品です。焼きアナゴ(タレ,塩」.JPG

活車海老,身は生でいただきましたがデータは残っていませんでした。頭と尻尾の焼いたもの。
香ばしくて,すべて食べられます。ちなみに,歯ごたえのある生の車海老に驚きました。焼き車海老頭.JPG

玉子焼き,海老入っている,こちらの店のウリの一品,傘型の下にシャリを少し,甘くてうまい。玉子焼.JPG

残念ながら,その他のおいしい握りとデザートもデータになく,最後のデザートは三人とも水羊羹でした。堪能しました。お土産に穴子の棒寿司を頼みました。息子のカップル用と女房へのお土産,無事青森に帰りましたが,女房は穴子を待っておりました。


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