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ウェス・モンゴメリー/フル・ハウス [夜明けのJazz]

ようやく風邪も軽くなり,当ブログ再開というところです。
今朝の1枚は,ウェス・モンゴメリーの「フル・ハウス」です。
ウェス・モンゴメリーと言えば,ピックを使わず指だけで弾くオクターブ奏法が有名ですが,ピックを使わないため独特の柔らかい音色でファンを惹きつけています。

フル・ハウス.jpg

リバーサイド 1962年6月25日カリフォルニア州バークリーのTsuboにおけるライヴ録音
ウェス・モンゴメリーg ジョニー・グリフィンts ウィントン・ケリーp ポール・チェンバースb ジミー・コブds

ウィントンケリー,ポール・チェンバース,ジミー・コブのお馴染みのリズムセクションとジョニー・グリフィンtsで,スタジオ録音では聞けない熱いバトルを聞くことができます。
ウェス・モンゴメリーの代表作の1枚である「ハーフ・ノート(ヴァーヴ)」のライヴもピアノはウィントン・ケリーですから,ウィントン・ケリーとウェス・モンゴメリーは,音楽的にも相性がいいのでしょう。

この演奏の大きな魅力は,ジョニー・グリフィンのテナー・サックスにあります。ギターにテナーサックス,どうしてこんなに合うのでしょう。以前紹介した,ケニー・バレルの「ミッドナイト・ブルー」のスタンリー・タレンタインしかり,ジョニー・グリフィンのテナーなしにこの録音の成功はなかったと言えます。

さすがライヴらしく,スタジオ録音とは違った緊迫感と荒々しさが感じられる1枚です。





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ハービー・ハンコック/処女航海 [夜明けのJazz]

今日で平成の仕事は終わります。
明日から長い休みに入りますが,どの日がどのような名称で休みなのかよくわかりません。しかし,銀行も役所も休みということなので,結局,野外活動とレコード,CDを聞くということになるのでしょうか。

さて今朝の1枚,ハービー・ハンコックの「処女航海」にしました。
50年代ハード・バップをよく聞く私ですが,1965年録音のこの録音を聞くとジャズの世界が変わったなと実感させられるのです。当時の私は19歳。

ハービー・ハンコック/処女航海.jpg
1965年3月17日録音ブルーノート ハービー・ハンコックp フレディ・ハバードtp ジョージ・コールマンts ロン・カーターb トニー・ウィリアムスds

マイルスが「カインド・オブ・ブルー」を録音したのが1959年,そのあと5,6年でこのようなジャズが演奏されるようになったのです。
私には,「カインド・オブ・ブルー」があって,この録音があるというような時代性を感じさせます。

ピアノ,ベース,ドラムスも当時のマイルス・グループのメンバーです。
トランペットのフレディ・ハバードが良い。
時代を作った1枚です。



 
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レイ・ブライアント/リトル・スージー [夜明けのJazz]

関東で季節外れの寒さと雪があったようですが,当地は穏やかな1週間でした。

週末の今朝の1枚,前回に続きレイ・ブライアントのLPです。
この人のピアノは,マイナーの曲でもほんのりと暖かく,気楽に聞くことができます。
その中から「リトル・スージー」です。
リトル・スージー.JPG
CBS 1959年12月10日,*1960年1月19日録音
レイ・ブライアントp トミー・ブライアントb ガス・ジョンソンds エディ・ロックds*

ハード・バップからファンキーの時代に活躍した人で,たびたび来日し,日本にもファンが多く,私もその一人ですが,美しいタッチが魅力です。
このLPでは,彼の曲「リトル・スージー」のほか,「ウィロー・ウィープ・フォー・ミー」「グリーン・スリーブス」「ソー・イン・ラブ」「ミスティー」などポピュラーな曲が演奏されていますが,レイ・ブライアントならではのピアノを聞くことができます。

「ミスティー」は,誰でも知っている,エロール・ガーナーの曲ですが,ジャズ・スピリットに溢れる彼ならではの「ミスティー」です。




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レイ・ブライアント/レイ・ブライアント・トリオ [夜明けのJazz]

4月も3分の1が終わります。青森市はもう雪は降らないでしょう。
我が家のハクモクレンの固い羊皮に包まれた蕾から,白い花びらがのぞいてきました。

今朝の1枚,レイ・ブライアントの「レイ・ブライアント・トリオ」です。
レイ・ブライアントは私の好みのピアニスト,派手さはなく,聞いていてしっくりするのがその理由でしょう。

「レイ・ブライアント・トリオ」
レイ・・トリオブライアント.JPG
プレスティジ1957年4月5日録音 レイ・ブライアントp アイク・アイザックスb スペックス・ライトds

私の愛聴する彼のLPは,今朝の1枚のほか,「コン・アルマ」「リトル・スージー」「モントルー・ソロ」というところですが,今朝のLPは,耳になじんだマイナーの名曲をさらりと暗くなく弾いているところが彼の持ち味です。

A面1曲目の「ゴールデン・イヤリングス」は絶品ですし,B面1曲目の「ジャンゴ」は,研ぎ澄まされたMJQとは違うゆとりのピアノを聞くことができます。

昔,弘前市に,彼に似たマスターのいるジャズ喫茶があり,JBLのパラゴンが置いてありました。
マスターはレイ・ブライアントに傾倒していたかな。

このLP,夜,ビールでも飲みながら聞くには最適です。


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ポール・チェンバース/ベース・オン・トップ [夜明けのJazz]

3月末の年度末を受けて,月末は少し忙しく,4月に入っても少し忙しい日が過ぎています。
今日は一段落,今朝はゆっくりジャズを聞いています。

ケニー・バレルの「ミッドナイト・ブルー」以来,ケニー・バレルを見直しています。
彼を忘れてはいけない1枚,以前にも紹介しましたが,ポール・チェンバースの「ベース・オン・トップ」です。

ベース・オン・トップ.jpg
ブルー・ノート1957年7月14日録音 ケニー・バレルg ハンク・ジョーンズp ポール・チェンバースb アート・テイラーds

お馴染みの顔ぶれです。
この録音の目玉は,全編にわたってポール・チェンバースのベースがメロディーを奏でるところです。そして,彼のアルコが聞かせるのです。ケニー・バレルが絶妙のギターでチェンバースのベースと渡り合います。

A面1曲目の「イエスタデイズ」,チェンバースの圧巻のアルコに続いてバレルのギターが聞かせてくれます。

2曲目の「ユー・ド・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」
ヘレン・メリルでおなじみの曲ですが,一転して,チェンバースの指弾きのあと,ケニー・バレルがソロをとり,そして,ハンク・ジョーンズの淡々としたピアノ,50年代ジャズを愛する者にはこたえられません。

4曲目の「ディアー・オールド・ストックホルム」,数々のジャズメンの名演奏がありますが,ケニー・バレルのソロを受けてチェンバースの指弾き,バレルのギター,そして,ハンク・ジョーンズのピアノからギター,そして最後にベースが締めくくります。

全編名演ですが,特に,ケニー・バレルが光ります。
次は,ケニー・バレルの別の録音を紹介します。

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山本剛/ミスティ [夜明けのJazz]

4月になりましたが,うっすらと雪の朝です。

今朝の一枚,山本剛のミスティです。
40年前,日本ジャズ界で大ヒットした1枚です。
エロール・ガーナーの名作をタイトルにしたこの1枚,朝よりは,深夜ウィスキー・グラスを傾けながらの方がぴったりでしょう。

山本剛のピアノのタッチと,それを鮮明にとらえている録音の良さに当時唸ったものでした。
「スリー・ブラインド・マイス」レーベルは,その後どうなったのか,日本ジャズの衰退によって消滅したのか。

山本剛トリオ.JPG
スリー・ブラインド・マイス 1974年8月7日録音 山本剛p 福井五十雄b 小原哲次郎ds 
レコーディング・エンジニア:神成芳彦 於:アオイ・スタジオ

このLPのA面最初がタイトル「ミスティ」ですが,ゆっくり,1音1音,音を極めるように山本の指がキーを押します。
エロール・ガーナーの神秘的な名曲を山本剛が品よく弾いています。

私が今も使用しているスピーカー・システムの一つ「アルテック604E」を購入したのは,このLPを聞き,アオイ・スタジオのモニターが「アルテック604E」だったからでした。20代後半,大奮発でした。





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デューク・ジョーダン/フライト・トゥ・ジョーダン [夜明けのJazz]

今週で3月も終わり,暖かくなったとはいえ,朝,名残惜しそうにうっすらと雪が降っています。
公務員時代の今頃の時期を思い返しています。来る人,行く人,別れの季節です。

今朝は,昔,ジャズ喫茶で,バド・パウエルのアメイジングなどと一緒によく聞いた1枚です。
デューク・ジョーダンの「フライト・トゥ・ジョーダン」
フライト・トゥ・ジョーダン.jpg
ブルーノート 1960年8月4日録音 ディジー・リースtp スタンレイ・タレンタインts デューク・ジョーダンp レジー・ワークマンb アート・テイラーds

トランペットのディジー・リースがバリバリ吹きまくり,前回の「ミッドナイト・ブルー」同様スタンレイ・タレンタインの濃厚なソウルが溢れます。
スタンレイ・タレンタインのテナーに惚れ直しました。

ジョーダンのピアノは,一音一音力強く,ハードバップ全盛期のジャズを聞かせてくれます。
レッド・ガーランドのゆとりのピアノとジョーダンのストレートなジャズ,いずれもジャズの面白さか?

ジョーダンが書いた映画のための曲「危険な関係のブルース」も入っています。




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ケニー・バレル/ミッドナイト・ブルー [夜明けのJazz]

3月もあと5日というか,私の仕事では,31年度末を控えて役所も銀行も繁忙の時期です。
今朝は,夜明け前からこの1枚,ケニー・バレルの「ミッドナイト・ブルー」です。

ミッドナイト・ブルー.jpg
ブルーノート1963.1.8録音 スタンレイ・タレンタインts ケニー・バレルg メジャー・ホリー・ジュニアb ビル・イングリッシュds レイ・バレットconga 

スタンレイ・タレンタインの黒人魂に揺さぶられる1枚です。ケニー・バレルのギターは,白人ながらどこか黒っぽい。黒人音楽が凝縮しているように聞こえます。
メジャー・ホリーJRの荒々しいベースも好ましく,レイ・バレットのコンガが絶妙のバランスを生み出しています。

昔,青森市のジャズ喫茶でケニー・バレルのライヴがあり,休憩時間に一人黙々と練習している姿がありました。
白人ギタリスト,例えばジム・ホールやタル・ファーロウと比較してケニー・バレルのギターは黒っぽく聞こえます。

 
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オスカー・ピーターソン&ミルト・ジャクソン/ヴェリー・トール [夜明けのJazz]

青森市は,積雪ゼロとなったのちも,朝方うっすらと雪があり,昼頃には消えているという日が続いています。
陽が差す日は,室内ではTシャツで過ごすことができるようになりました。

今朝の1枚は,オスカー・ピーターソン・トリオとミルト・ジャクソンの「ヴェリー・トール」です。
3回前の記事で,「マイルス・デイヴィス&モダン・ジャズ・ジャイアンツ」を紹介しましたが,このLPでミルト・ジャクソンが黒人ならではのソウルフルなヴァイブを聞かせてくれています。彼が入ると演奏が変わるのが実感できます。また,MJQの演奏からは聞かれない魂の叫びを聞くことができます。

ヴェリー・トール.JPG
ヴァーヴ1961年秋録音 オスカー・ピーターソンp ミルト・ジャクソンvib レイ・ブラウンb エド・シグペンds

今朝は,オスカー・ピーターソン・トリオとの共演です。
オスカー・ピーターソンのピアノは,転がるようなピアノ・タッチでアート・テイタムを思わせますが,黒人特有のブルースの味わいが薄いような気がします。
しかし,ミルト・ジャクソンのヴァイブは違います。雰囲気ムンムン,MJQの呪縛から解き放たれたような演奏です。これもひとえにジョン・ルイスとピーターソンの違いからでしょうか。

このLPの最後で,ミルトの曲「リユニオン・ブルース」を演奏しています。レイ・ブラウンのソロから入り,ミルトのヴァイブと二人のデュエット,そしてピーターソンのピアノが加わります。
この曲1曲だけでも,このLPの価値があります。名曲です。
ピーターソンとミルトは,後年,MPSに「リユニオン・ブルース」というタイトルでLPを吹き込んでいますので,後日紹介したいと思います。


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アンドレ・プレヴィン/追悼:「キング・サイズ」「ドリス・デイ&アンドレ・プレヴィン・デュエット」 [夜明けのJazz]

青森市は2,3日前に積雪ゼロとなりました。春の準備をしなければいけません。ワクワクしています。

今朝は,この2月28日に89歳で亡くなったアンドレプレヴィンの2枚を聞くことにしました。
アンドレ・プレヴィンは,ジャズの世界とクラシック音楽の世界で,共に名声を博した人です。
ドイツ生まれですが,ナチスの迫害を逃れ,1938年に家族と共にアメリカに渡り,ピエール・モントゥーに指揮を学んだ後,世界のオーケストラを指揮しています。

我が国でも,N響の首席客演指揮者としてテレビを通じて親しんでいました。
モーツァルト,ラヴェル,ガーシュインのピアノ協奏曲の弾振りでもおなじみです。

ジャズファンには,ピアニストとしてお馴染みで,私は今朝の1枚「キング・サイズ」をLPで古くから愛聴していました。
アンドレ・プレヴィン/キング・サイズ.JPG
コンテンポラリー 1958年11月26日録音 アンドレ・プレヴィンp レッド・ミッチェルb フランキー・キャップds

黒人らしくないブルースとでもいえばよいか,軽いノリでテクニック抜群のピアノジャズを聞くことができます。明るく楽しくなるジャズとでも言えるでしょう。縦横無尽にピアノを弾きまくります。そして,コンテンポラリー・レーベルの音の良さは,定評のあるところですが,その点でも楽しめます。

追悼の意味でもう1枚,ドリス・デイとの共演盤「ドリス・デイ&アンドレ・プレヴィン=デュエット」です。
ドリス・デイ/デュエット.jpg
CBS 1961年12月16日録音 ドリス・デイvo アンドレ・プレヴィンp レッド・ミッチェルb フランキー・キャップds

軽妙なアンドレ・プレヴィンのピアノに乗って,ドリス・デイの歌いまわしが絶妙です。
収録されているどの曲も魅惑のものですが,私は,特に「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」をことのほか愛聴しています。

アンドレ・プレヴィンは映画音楽も多数書いており,アカデミー音楽賞を4度受賞しています。それらの中から,LPが発売されています。

今朝は,多彩なアンドレ・プレヴィンを偲んで2枚を聞きました。




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